大町周辺だと財力の立山がまず思い浮かびますが、もちろんお金はないので却下
針ノ木も良さそうでしたが、雪崩もありそうですのでやめます
車は使えたので白馬も変わらんでしょう
ちょっとうまみのあるコースに引かれてしまいました
5時45分猿倉荘発
しばらく林道をとぼとぼ歩きます
鑓温泉と大雪渓の分岐からシール歩行
結構急な斜面ですが今回は注文から1年以上かかって、
2日前にやっと入手した新兵器を試しました
ざくざく直登できます。難点はクライミングヒールをあげると雪面まで刃が届きません
短いのが必要かな
雪質はザラメでしたので本当に必要な場面での使い心地は分かりませんが、登っててズルッと行くことが無いので楽な気がします
30分ほど登ると台地に出ます
そこから小日向のコルへまた急登
登ってきた方を振り返る
ここは斜めに登りました
白馬鑓方面、真ん中の沢を登ります
小日向のコルに7時25分着、7時50分発
ここからはいったん標高差200メートルほど下ります
シールを外していざ滑降
茶色く汚い場所はザラメで快適、でも吹きだまりの白いところは手強いモナカ
こけそうになりながら何とか沢の下まで滑りました
シールで直登できます
目指す鑓温泉からは煙が立ち上り標高を上げるにつれ温泉のにおいが強くなって行きます
初めは青空も見えてましたが、だんだん雲行きは怪しくなって山頂はガスの中
残り100メートルぐらいは見えてるのになかなか着かず
10歩ごとに休みながら、もう少し強くなりたい
9時15分、標高2100メートルの日帰り温泉に着きました
さて、時間的にはここから山頂を目指せます
体力的にも何とか行けそうですが、今は汗だく
目の前の誘惑に負けてしまいます
結局、入ってから考えることに
ところが、めちゃくちゃ熱い
スコップで雪をかき集めというか、壁から切り出してぶち込みます
それでもすぐに熱くなってくるので1、2分しか入ってられません
これはいかんと全裸で多めに雪を縁に集め、少しずつ入れながら浸かります
裸になって何が悪い!
湯船からはこんな景色
倍以上は雪かきしてましたが...
それでも体はぽかぽかになりました
ということは
いただきます!
風呂上がりはサイコーです
ほろ酔いで、登ってくる人々(皆さん偉い、寄り道せずに上を目指しておりました)を尻目に気持ちのよい沢を下ります
滑ったあとで気持ちは充実してますが、体にはアルコールが回ってしんどいです
ちょっと歩くと心臓バクバク、ハアハア
頭も痛くなってきます
風呂上がりのビール直後の運動はいけないようです
当たり前か
あとは腐り始めた雪を拾って猿倉に12時半に戻りました