2014年04月15日

白峰から白山

日曜のロングルートの疲れが残るが、ど快晴予報。ちょうどR157夜間通行止めも解除したしと前日22時ゲートで就寝、筋肉痛だなあ。2時半、3時の目覚ましはあっさりと消され、目覚めたのは3時半。寒いし身体痛いしウダウダしてたら4時半になったので急いで準備してヘッデンスタート
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4:45風嵐ゲート発

すぐに明るくなってヘッデンはいらない。準備中は寒かったが漕ぎ出すとちょうどいい、というか暑い。
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市ノ瀬まで58分、まずまず脚は回る。
さあ、ここからはヒルクライム。
といっても頑張れる訳もなく軽いギアでひょこひょこ登る。
6時半ぐらいにユンボが止まってたちょっと先の除雪終点。
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ここに自転車止めてカリカリのキャタピラ跡をシール歩行。
200mぐらい進んだら、その先は除雪してあり歩く。
最後のS字カーブ上から再びシールで7時過ぎ別当出合
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板、ストックを担いで難所へ。
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何度渡っても怖い1本橋。ソロだと後ろの人から揺れをもらわない分いいが、風で揺れるのを過敏に感じるのでどっちもどっちか。

雪は固いのでツボ足で進む。万里の長城の急階段は下部は埋まっており雪壁になっていた
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めったに使わないアイゼンで壁を登る。上部は階段出ていた。
階段上からシール歩行。直登できる斜度はいいが、斜めに登るとクロカンのエッジでは歯が立たず。
ズルズル滑りながら8時15分中飯場。
表面は緩み始めたがその下は固くツボ足の方が遅いが消耗は少ないだろうと再びアイゼン。
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砂防の尾根を一歩一歩。
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9:35甚ノ助避難小屋10時発
もうシールでも登れそうだが、ズルッと滑ると精神的ダメージが大きいのでアイゼンで進む。
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エコーライン手前の沢から11時前に稜線。後ろは別山、遠くに御岳、乗鞍、穂高。
ここから山頂まではシール歩行。
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そして前方に御前峰がどんと構える。この景色はいつも疲れを吹き飛ばしてくれる。
エコーラインから弥陀が原、五葉坂へ。
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去年滑った万才谷もスベスベで快適そう
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12時室堂。10分休んで、重い身体を引きずり進む。
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鳥居はこれぐらい。雪は多くも少なくもないですね
ここからの登りはいつもへろへろ、立ち止まっては少し進みを繰り返し。
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13時3分2702m登頂
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本日入山は1人だけ、全山貸し切りでした。
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風強く寒い。
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初詣を終えて神社裏で滑走準備。
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13時半、山頂からドロップ。
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ショリショリ〜という緩み始めのザラメで気持ちいい。
水屋尻雪渓から弥陀が原へは概ねフィルムクラスト、少しシュカブラだったがとても良く走る雪でかっ飛ばす。
いつもは曲がらない曲者板のBC90だが、走らせれば自由に曲がらせてもらえる板だと再認識した。
弥陀が原を横断してエコーラインから沢、甚ノ助上の大斜面、ずっとツルツル極上。
白山では過去最高のザラメ滑走だった。

甚ノ助の屋根に寝そべって10分休憩。
この下はいつも縦溝にやられるが、やや重いもののスベスベ斜面で快適快適。
山頂から50分で万里の長城上まで。
雪の緩んだ急階段を下りて一本橋を渡り14時35分別当出合。
ここでも少し休憩、未除雪の道路を漕ぐ、ここの雪もよく走った。
除雪は最後のS字過ぎたストレートまで達していた。
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15時10分自転車に乗りダウンヒル開始。
15時40分風嵐ゲート。

往復50キロ、標高差2200m 登り8時間20分 下り2時間10分
本当に疲れてもうやりたくないですが、快晴で最高のザラメ雪の大斜面を貸し切りを思うと市ノ瀬開通前というのは白山の旬なのかもしれませんね。
posted by taro at 22:00| 石川 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | テレマーク2014 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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